【格安SIMって何?】スマホ代を安くしたい人のための超やさしい入門ガイド
「格安SIMって聞いたことあるけど、なんか難しそう…」「乗り換えて失敗したらどうしよう…」「そもそも今のキャリアから変えられるの?」
そんな不安を持っている方、安心してください。格安SIMは、仕組みさえ理解してしまえば誰でも簡単に乗り換えられます。むしろ「もっと早く乗り換えればよかった!」と思う方がほとんどです。
この記事では、格安SIMを一度も使ったことがない完全初心者の方に向けて、基本的な仕組みから選び方・乗り換え方まで、順を追ってやさしく解説します。読み終わる頃には「なんだ、そんなに難しくないじゃん」と思っていただけるはずです。
そもそも格安SIMって何?
格安SIMとは、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアの通信回線を借りて、より安い料金でサービスを提供している通信サービスのことです。正式には「MVNO(仮想移動体通信事業者)」と呼ばれています。
「回線を借りている」ということは、つまり通信の品質は大手キャリアのインフラをそのまま使っているということ。エリアの広さや電波のつながりやすさは、基本的に大手キャリアと大きく変わりません。それでいて月々の料金が大幅に安くなる理由は、店舗運営コストや広告費などを徹底的に削減しているからです。
大手キャリアの月額料金が7,000〜10,000円前後なのに対し、格安SIMは同程度のデータ容量でも2,000〜3,000円台で利用できるケースが多く、年間で数万円単位の節約につながることも珍しくありません。
格安SIMの種類をざっくり理解しよう
格安SIMにはいくつかのタイプがあり、自分のスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。大きく分けると以下の3種類です。
データ通信専用SIMは、インターネット接続のみに使えるSIMです。通話機能がないため料金が最も安く、タブレットやサブ端末として使いたい方に向いています。
音声通話SIMは、データ通信に加えて電話もできるSIMです。今使っているスマホの電話番号をそのまま引き継げるため、メインのスマホを乗り換える際はこちらを選ぶのが一般的です。
eSIMは、物理的なカードを差し込まずにオンライン上で開通できる新しい形式のSIMです。対応端末であれば申し込みから最短即日で使い始められます。
乗り換え前に確認すべき3つのこと
格安SIMへの乗り換えをスムーズに進めるために、事前に確認しておきたいポイントが3つあります。
① 今の端末がそのまま使えるか
格安SIMに乗り換える際、スマホ本体を買い替える必要はない場合がほとんどです。ただし、大手キャリアで購入した端末には「SIMロック」がかかっていることがあります。2021年10月以降に販売された端末はSIMロックなしが義務化されていますが、それ以前の端末はキャリアの公式サイトや店舗でSIMロック解除の手続きが必要です。
② 今の電話番号を引き継げるか(MNP)
「乗り換えると電話番号が変わってしまう?」と心配している方も多いですが、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)という制度を使えば、今の電話番号をそのまま新しいサービスに持ち込めます。乗り換え前に現在のキャリアでMNP予約番号を取得するだけで手続きできます。
③ キャリアメールが使えなくなる場合がある
格安SIMに乗り換えると、ドコモなら「@docomo.ne.jp」、auなら「@au.com」といったキャリアメールが基本的に使えなくなります。GmailやYahoo!メールなどのフリーメールに切り替えるか、一部キャリアでは有料でメールアドレスを継続利用できるサービスも提供されているため、必要に応じて確認しておきましょう。
格安SIMへの乗り換え手順
難しそうに見える乗り換えも、手順を整理すると意外とシンプルです。
ステップ1:乗り換え先のサービスを決める
自分の月間データ使用量・通話頻度・重視するポイント(料金・品質・サポートなど)をもとに、乗り換え先のサービスを選びます。各社の公式サイトで料金シミュレーションができるため、現在の支払い額と比較してみましょう。
ステップ2:MNP予約番号を取得する
今使っているキャリアの公式サイト・アプリ・店舗・電話窓口でMNP予約番号を取得します。番号には有効期限(多くの場合15日間)があるため、取得後は早めに手続きを進めましょう。
ステップ3:乗り換え先に申し込む
取得したMNP予約番号を使って、乗り換え先のサービスに申し込みます。本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)と支払い用のクレジットカードを用意しておきましょう。オンライン完結型のサービスであれば、自宅にいながらすべての手続きが完了します。
ステップ4:SIMカードが届いたら開通手続きをする
申し込みが完了するとSIMカードが郵送されてきます(eSIMの場合はオンラインで即時発行)。届いたSIMカードをスマホに差し込み、APN設定(インターネット接続のための設定)を行えば開通完了です。設定方法は各サービスの公式サイトに詳しく掲載されています。
格安SIMのよくある誤解
「格安SIMは電波が弱い」は本当?
前述の通り、格安SIMは大手キャリアの回線を借りているため、エリアの広さや電波の届きやすさは大手キャリアとほぼ同等です。ただし、昼休みや夕方などの混雑時間帯に通信速度が低下しやすいという特性はあります。これは回線を共有しているためで、サービスによって差があります。動画をよく見る方や速度にこだわる方は、通信速度の実測値を参考にしてサービスを選ぶとよいでしょう。
「手続きが難しそう」は本当?
かつては確かに手続きが複雑でしたが、近年は各サービスともオンライン手続きが大幅に簡略化されています。スマホで写真を撮って本人確認書類を送信するだけで申し込みが完了するサービスも増えており、手続き自体は30分もあれば終わることがほとんどです。
「サポートが受けられない」は本当?
オンライン専業の格安SIMはチャットや電話での対応が中心になりますが、UQモバイルやワイモバイルのように全国に実店舗を持つサービスも存在します。「どうしても対面でサポートを受けたい」という方はこうしたサービスを選ぶと安心です。
まとめ:格安SIMは「難しいもの」じゃない
格安SIMへの乗り換えは、一度やってしまえば「なぜもっと早くしなかったんだろう」と思うくらいシンプルな手続きです。月々数千円の節約が毎月積み重なれば、年間で旅行や趣味に使えるお金が生まれます。
まずは今の月額料金を確認して、格安SIMに乗り換えた場合との差額を計算してみてください。その金額を見るだけで、乗り換えへの意欲が自然と湧いてくるはずです。
「難しそう」という先入観を一度手放して、ぜひ一歩を踏み出してみてください。

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